2022/05/15 20:36
『旨味の塊。その名も『魚塩』』
1年以上の発酵と熟成
24時間以上かけて低温乾燥により
その旨味をゆっくりと凝縮した
パウダー状の旨味調味料それが魚塩。
1まずはご飯にそのままかけて
2鰹出汁の代わりに
3旨味調味料に
簡単にいつものご飯が美味しくなります。
他にも、④そのまま舐めて日本酒や焼酎と一緒に
⑤淡白なお刺身や焼き魚が劇的に変わります。
⑥ドレッシングやタレやソースの塩の代わりに。
とにかく何にでも使える旨味調味料です。
実は、『魚塩』のベースとなるのは
およそ300年前から続く
福井県若狭地方を中心とした伝統料理の『へしこ』作りで使われる
1年以上熟成・発酵された後の糠床です。
鯖と一緒に寝かされ、旨味がたっぷり詰まった糠床ですが、
今まではへしこ生産者様や
その近所の人達のみの間で食べられていました。
そして、食べきれない糠床のほとんどは
捨てられてしまっていたのです。『こんなに旨味たっぷりで美味しい糠を捨てるなんてもったいない』
しかし、いかに美味しくても糠
床をそのまま食べるのには多くの方が抵抗がありました。
そこで、この糠を使っての調味料作りが始まりました。『かなりこだわってます!!』
実は、この調味料作りが大変でした。
温度が高すぎると発酵や熟成の旨味、せっかくの香りが無くなってしまいます。
時間長すぎると乾燥が進みすぎ食感が良くなく、糠臭さが出てきてしまいます。3カ月以上の試作を重ねた結果、
・24時間以上をかけて、温度帯を徐々に変化させる事
・ベストな水分量を計算する事
・何度も混ぜ合わせバランスよく旨味を凝縮させる事でやっと完成する事が出来ました。
是非この新たな旨味調味料を体験して下さい。
鰹や昆布にも勝る旨味と風味があります。